LOVE IS BEAUTIFUL IN 広島

ライブよかった。
というか、このアリーナツアー、よかった。
大きなイベントもいいけど、やっぱりバンドはツアーがいい。
そう思う。

広島の席は本当によくて、
ステージの横から見る感じなんだけど
そこから見ると
GLAYと観客のパワーのぶつかり合いが、見えるような気がして鳥肌が立った。
ステージってたった6人しかおらんのに、全然負けてない。
しっかり受け止めてる。
あと、ステージのサイドにかまえたり、動き回ってるスタッフの姿を見て
私達が愛してやまない夢のような時間は
多くの努力と苦労があって成り立っていることを実感して
感謝の気持ちでいっぱいになった。

細かい曲や演出の感想はやまほどある。
なにから書いていいのか、わからないぐらい。
このツアーでしか聞けなさそうな曲とか本当にかみ締めながら聞いたし・・あー、うまく書けないや。

とにかく
両手をひろげて観客の歓声を受け止めるTERUの姿や
メンバーの一人一人に語りかけるようなしぐさ、
喜びをかみしめている笑顔が、
とてもとても綺麗で何度も見とれてしまった。
心の底の感情を身体で表現しているときの人間って
「綺麗」って表現が一番あってるなぁってあたしは思う。


そして、絶対に忘れない言葉。


「みんなに夢をもってもらうこと、それがGLAYの夢です。」


広島ではじめて聞いたMC。だんだん変わっていったMC。
今までは「一緒に夢を見ようぜ」ってとこまでだった。
でも、広島ではこういった。こういいきったTERUの表情が忘れられない。
GLAYじゃなきゃそんなこといえないと思った。
言えても、うすっぺらいと思う。
GLAYだから説得力のある言葉になる。
不可能を可能してきたバンド、
GLAYという船に、たくさんの人を乗せて、新しい地平までつれてってくれたバンド。
そして、その船から降りることも責めないでいてくれるバンド。

「愛」とか「夢」とかそんなもの言葉では簡単に言える。
でも、それは形にならないことがほとんどで
いつの間にか信じないほうが楽になってた。

目に見えてないものを信じたり、追い続けるほど
たいへんなことはない。

だけども、信じてないと見えない景色がある。
その景色のすばらしさをGLAYは教えてくれた。
少しだけ見せてくれた。そんなツアーだった。
GLAYが音楽という水をあたえてくれたおかげで
あたしの中の種もすこしは芽を出した気がする。
やさしくなれた気がする。がんばろうと思えた気がする。
周りにいる家族や友達をもっともっと大事に思えた気がする。
自分で選んだ道を歯をくいしばってでも進もうと決めれた気がする。


次のライブまでがんばろう。
GLAYが好きだ。一緒に過ごした仲間が大事だ。
あたしの人生、すてたもんじゃない。